WORK FROM えにうぇあ

このブログでは、テレワークに関する情報を発信します。

テレワークの本質的な課題

テレワークの問題といったら、何になるだろう。列挙していくと、こんな感じだろうか。

セレンディピティの問題。
  ミーティングの問題。

・ネットワーク利用の問題。
  E2EEの問題。
  VPNの問題。
  認証・認可の問題

・労働の評価の問題。
  ジョブディスクリプションの問題。

・プライバシーの問題。
  働ける家の環境の問題。

テレワークのマストアイテム、ヘッドセット

テレワークは遠隔での仕事なので、自ずからコミュニケーションのコストが掛かります。そんな中で、重要になってくるのが、会議に必須にヘッドセットです。

 同じ空間にいれば、気にならない音質もマイクを通すと、とても気になるものです。

PCに付属しているマイクは、周囲の音を拾ってしまうこともあり、無用に気が散ってしまいます。

ヘッドセットで良い音質を確保することは、よい仕事にも繋がるでしょう。それでは、いくつかヘッドセットの「紹介(動画)の紹介」をします。

ゼンハイザーの「PC CHAT」

YouTuberのドリキンさんが紹介するのが、ゼンハイザーのPC CHAT 8。両耳タイプで、ヘッドバンドがあるタイプです。音質も良さそうです。

私は、個人的に、これより少し型式が古い「PC CHAT 3」を使っていますが、PC CHATシリーズは、使いやすいように思います。

 

 ”ゲーミング”・ヘッドセット

 YouTuberのカズチャンネルさんの動画の中で、いわゆる「ゲーミング」を連想させるヘッドセットが紹介されています。

音質面では良いかもしれませんが、カメラ付き会議の場合、「見た目」が少し気が引けるかもしれません。「マナー講師」の出番かもしれません。

 

ヘッドセットのタイプ

デジタル家電、パソコン周辺機器メーカーのバッファローさんのサイトに、ヘッドセットのタイプ別の選び方のページがあるので、参考になります。

www.buffalo.jp両耳タイプ、ヘッドバンドタイプが最初に挙げられています。

このタイプは音声を聴くのも、話す声を拾うマイクも口元に近く、音質の面で不安がないと思われます。

まとめ

遠隔ミーティングに必須のアイテムであるヘッドセットですが、「音質」は「こだわり」というよりも、作業効率やコミュニケーションのコスト面でも必要なものと思います。良い音質でスムーズに進捗を出したいものですね。

テレワークで地方移住に100万円の補助、移住先選びの条件とは。

政府は、テレワークで東京の仕事を続けつつ地方に移住した人に最大100万円を交付するという政策を出すようです。

 www.nikkei.com

 

テレワークは、時間や場所にとらわれない働き方のことを言います。これまでの考え方では、通勤時間が減ることで自由な時間が増えるメリットなどが挙げられてきました。

今朝のニュースは、新型コロナウィルス対応と地方経済の活性化を組み合わせた施策だと思われます。

今回の補助は東京から地方へ移住する人に最大100万円、事業を立ち上げた場合には、さらに最大300万円の補助が出るといわれています。

具体的に、移住先の候補となるエリアは、どういった条件だと良いのでしょうか。

いっしょに手探っていきましょう。

1. 移動手段

地方は、都市部と違い、移動手段をよく考えておく必要があります。
今回の東京での仕事を継続しながら、地方で働くということであれば、東京との往復が簡単であることが必要になるでしょう。テレワークで日常的に仕事をしていても、往来する必要も出てくると考えられるからです。そういった意味で、地方だと、空港が近いことが条件に一つになると考えられます。

空港分布図(JETRO)
https://www.jetro.go.jp/ext_images/invest/region/infra/pdf/infra_airport.pdf

空港一覧(国土交通省)
https://www.mlit.go.jp/koku/15_bf_000310.html

空港分布図(国土交通省)
https://www.mlit.go.jp/common/001346827.pdf

なお、次の県は空港がありません。

2. 通信環境

光回線が広く普及していますが、地方には、光回線の未提供エリアが存在します。
次の各通信事業者のエリア検索から確認しておきたいところです。

NTT東日本フレッツ光のエリア検索ページ
https://flets.com/app2/cao/prefselect/index/

NTT西日本フレッツ光のエリア検索ページ
https://flets-w.com/service/next/area/

NURO光のエリア検索ページ
https://www.nuro.jp/apply.html

auひかりのエリア検索ページ
https://bb-application.au.kddi.com/auhikari/zipcode

auひかりちゅらのエリア検索ページ
https://www.au-hikari.ne.jp/areasearch/sel_housing.php

3. 生活環境(美味しいものと温泉?)

ご当地グルメや温泉など、地方に行く魅力だと思います。
しかし、そういったものを楽しめる時間は短く、すぐに日常になると考えれますから、
都市部との大きな違いは、人口密度と言えるでしょう。

人口密度 (都道府県別)(平成27年

https://www.stat.go.jp/naruhodo/c1data/02_03_stt.html

東京の人口密度が、6,168.7人/k㎡です。
約1,000人/k㎡程度になると、地方感が出てくると思われます。(#個人の感想です)
具体的には、福岡県が1,023.1人/k㎡、兵庫県が658.8人/k㎡です。
県レベルの統計ですので、実際は各市町村、実際に住むエリア周辺の環境により、変わってきますが、候補地選びの目安にはなるでしょう。

まとめ

交通と通信、生活環境の軸で、テレワークでの移住先選びについて、少し考えました。
美味しいもの、快適さは都市にもありますが、人が多すぎないのが地方のメリットでしょう。人が多すぎるのが好きな人もいるでしょうから、これはデメリットにもなります。

テレワークは、時間と場所を自由にするツールです。
地方移住も含めて、多様なライフスタイルを送れる世界線に、日本が移ることを期待したいですね。